ゆらぎ仮説(読み)ゆらぎかせつ

世界大百科事典(旧版)内のゆらぎ仮説の言及

【RNA】より

…コドンの3塩基とアンチコドンの3塩基とのワトソン=クリック型の相補的な対合がこの解読の主役となる。正確には,コドンの3番目の塩基では,アンチコドンの塩基とややルーズな対合(wobble pairing,例えばGとUの対合)が許されるという複雑さ(ゆらぎ仮説)も存在する。リボソームには2分子のtRNAが結合し,mRNAのコドンの配列に従って,運んできたアミノ酸を順に新生ペプチド鎖へ引き渡す。…

※「ゆらぎ仮説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む