世界大百科事典(旧版)内のユラクの言及
【ネネツ族】より
…人口3万5000(1989),うち森林ネネツ族は約2000。ネネツ族はサモエード諸族中で最大の集団(人口比は8割以上)で,かつては単にサモエードとも,またユラク,ユラク・サモエードとも呼ばれたが,1917年の十月革命後は〈人間〉を意味する自称〈ニェネチ〉に基づきネネツと改称された。ツンドラ・ネネツ族は,チュクチ族やコリヤーク族と同様,トナカイの大群を連れて遊牧しており,その生活文化はトナカイに全面的に依存している。…
※「ユラク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」