世界大百科事典(旧版)内のヨウヒッコの言及
【フィンランド】より
…無伴奏あるいはカンテレkantele(チター属の撥弦楽器)伴奏による歌唱,あるいはカンテレタルと呼ばれるカンテレ伴奏の別の声楽が,後世の音楽創造上のよりどころを提供した。他の伝統楽器としてはヨウヒッコ(カンテレから発達した弓奏の楽器),樺(かば)皮のらっぱ,角笛,柳笛,クラリネットなどがある。 西ヨーロッパからの影響はキリスト教化から始まり,グレゴリオ聖歌その他が歌われていた記録がある。…
※「ヨウヒッコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」