世界大百科事典(旧版)内のライプニッツの公式の言及
【微分】より
…(1)を繰り返すと,(2)を繰り返すと,ただし,は二項係数であってnCr(組合せの数)とも書く。すなわち,(6)をライプニッツの公式という。
[合成関数の微分法]
y=f(x)がx=aにおいて微分可能であり,z=g(y)がb=f(a)において微分可能であれば,xがaに十分近いときfの連続性によりyはbに近い値をとるから,aのある近傍で合成関数z=φ(x)=g(f(x))が定義される。…
【ライプニッツ】より
…ドイツの哲学者,数学者。歴史学,法学,神学などについても重要な業績を残し,政治家,外交官など実務家としても活躍した。ライプチヒに生まれ,ライプチヒ大学で哲学を,イェーナ大学で数学を,アルトドルフ大学で法律を学んだ後,マインツ侯国の前宰相ボイネブルクJohann Christian von Boyneburg(1622‐72)と相識り,1670年侯国の法律顧問官となる。侯国の外交使節として72年以降パリに滞在したが,このパリ派遣は,彼自身の起草になる〈エジプト計画〉(フランスの対外拡張政策,特にオランダ侵攻を阻止し,エジプト征服を勧めることによって,ひいてはドイツの安全を図ろうとするもの)を,ルイ14世に奏上することが直接の目的であった。…
※「ライプニッツの公式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」