世界大百科事典(旧版)内の《ラインハルト狐》の言及
【狐物語】より
…《狐物語》も文体よりみて語り物と推定される。最初の枝篇以後ヨーロッパ各地に流行,12世紀末にはハインリヒ・デア・グリヒェツェーレが《ラインハルト狐》を書き,フランスでは《逆説狐物語》(13世紀),《ルナール狐の戴冠》(13世紀),《狐に化けて》(14世紀)などしだいに長編の社会風刺の物語を生む。ゲーテの《ライネケ狐》(1794)は13世紀中ごろのフランドル人ウィレムの翻案に基づいている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」