《ラインハルト狐》(読み)らいんはるときつね

世界大百科事典(旧版)内の《ラインハルト狐》の言及

【狐物語】より

…《狐物語》も文体よりみて語り物と推定される。最初の枝篇以後ヨーロッパ各地に流行,12世紀末にはハインリヒ・デア・グリヒェツェーレが《ラインハルト狐》を書き,フランスでは《逆説狐物語》(13世紀),《ルナール狐の戴冠》(13世紀),《狐に化けて》(14世紀)などしだいに長編の社会風刺の物語を生む。ゲーテの《ライネケ狐》(1794)は13世紀中ごろのフランドル人ウィレムの翻案に基づいている。…

※「《ラインハルト狐》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android