ラカズ・デュティエ,H.de(読み)らかずでゅてぃえ

世界大百科事典(旧版)内のラカズ・デュティエ,H.deの言及

【臨海実験所】より

…主として海洋生物学の実験的,生態学的研究のために海岸に設置された研究所。この種の研究所として最も歴史の古いものは,ラカズ・デュティエH.de Lacaze‐Duthiers(1821‐1901)が1872年にパリ大学に作ったロスコフ臨海実験所Laboratoire maritime de Roscoffと,ドイツ人ドールンA.D.Dohrn(1840‐1909)が73年に私費を投じてナポリに設立したナポリ臨海実験所Stazione zoologica di Napoliである。なかでもナポリの実験所は当初から共同利用方式を採用し,H.ドリーシュ,E.メチニコフ,A.ポルトマンをはじめ世界各地の学者がここで研究をした。…

※「ラカズ・デュティエ,H.de」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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