《ラグナル・ロズブロークのサガ》(読み)らぐなるろずぶろーくのさが

世界大百科事典(旧版)内の《ラグナル・ロズブロークのサガ》の言及

【サガ】より

…《ノルナゲストの話》は齢300歳という王ゲストにシグルズ(ジークフリート)をはじめ幾人かの英雄伝を語らせたもの。《ラグナル・ロズブロークのサガ》は《ボルスンガ・サガ》の続編をなすもので,デンマークのバイキングの首長ラグナルの事跡と死,息子らによる仇討を内容としたロマンティックな作品である。このようにアイスランドのサガは,時代が下るにつれて,五大サガのもつ雄勁な文体を失い,空想的な要素が多くなり,中世末期にはヨーロッパ大陸の騎士小説の翻訳やたわいのないメルヘンの流行をみることになる。…

※「《ラグナル・ロズブロークのサガ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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