世界大百科事典(旧版)内のラグーニア油田の言及
【マラカイボ】より
…1669年イギリスのモーガン一族に襲撃されたことがあり,湖上交通の要所として,砂糖やカカオ,コーヒーの交易港として繁栄する地方都市であったが,20世紀初めに湖底の石油採掘が始まり,一躍油田開発の中心基地となり急激に発展した。今日,ラグーニア油田を中心に日産200万バレルを産出し,その原油の約70%が輸出されているが,その大部分を取り扱う原油積出港である。石油関連産業や化学薬品,造船,セメント,食品,建築資材,繊維加工などの産業が興っている。…
※「ラグーニア油田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」