世界大百科事典(旧版)内のラケット器官の言及
【ヒヨケムシ(避日虫)】より
…第1歩脚も触肢とともに触覚器官として働き歩行には用いられず,先端のつめは小さくなり,なかにはないものもいる。第2~第4歩脚が歩行に用いられ,第4歩脚基節と転節の下面にはこの類特有の感覚器官と考えられるラケット器官が3~5対存在する。昆虫,クモ,サソリ,トカゲなどを捕食し,ときにはネズミ,小鳥なども殺すことがある。…
※「ラケット器官」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」