ラケディオン(読み)らけでぃおん

世界大百科事典(旧版)内のラケディオンの言及

【さまよえるユダヤ人】より

…ドイツではブッタダエウスButtadaeusという人物と結びつけられ,アントワープでは16世紀までに3度その姿が目撃され,最後に現れたのは1774年のブリュッセルといわれる。フランスではラケドンLaquedonあるいはラケディオンLakedionの名で語られる。オイディプスのように古代より放浪を宿命づけられた王の伝説があり,ユダヤ人の歴史的体験(ディアスポラ)そのものが素材を提供していると考えられるが,より端的にはヨーロッパに根強い反ユダヤ人意識の伝説化といえよう。…

※「ラケディオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む