世界大百科事典(旧版)内の《ラジビル年代記》の言及
【ロシア年代記】より
…その中には《ガリツィア・ボルイニ年代記》のように高い文学性を備えたものもあった。15世紀に成立した《ラジビル年代記》は色つきの挿絵をおびただしく含んでいることで知られる。13~15世紀のタタール支配が終りをつげ,モスクワ大公国が勃興しはじめると,モスクワを中心とし,全ロシア的な視野をもった年代記が編まれ,いくつかの年代記を総合したいわゆる集成本が作られた。…
※「《ラジビル年代記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」