世界大百科事典(旧版)内のらせん型反強磁性の言及
【磁性】より
…一般には数種類の磁気モーメントの向きがあるものもある。さらには図2に示したように,結晶中のある方向にそって磁気モーメントの向きが少しずつ回転しているような配列も見いだされており,らせん型反強磁性と呼ばれる。このようならせん型の磁気モーメントの配列は特別な場合として強磁性および先に述べたような反強磁性を含み,その意味でもっとも一般的な磁気モーメントの配列であるといえる。…
※「らせん型反強磁性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」