世界大百科事典(旧版)内の《ラックレント城》の言及
【エッジワース】より
…生涯の大部分をアイルランドにある父の領地で送ったが,しばしばパリやロンドンに旅行し,文人思想家と交わった。父の影響を受けた教育理論書,その応用編である児童教訓物語などを書いたが,特にアイルランドの地方生活風俗を活写した《ラックレント城》(1800),《不在地主》(1812)で有名。地方風俗を小説の材料に使う点で,スコットが彼女の影響を受けている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」