世界大百科事典(旧版)内のラッサム,H.の言及
【シッパル】より
…現遺跡名アブー・ハッバAbū Habba。1881‐82年H.ラッサムにより発掘され,収集品は大英博物館に送られた。94年にはV.シェイユ,1934年にはW.アンドレーおよびJ.ヨルダンが発掘・調査した。…
【本】より
…この地方では数千年にわたってこれが書物であり,文化を栄えさせた。イギリスのアッシリア学者G.スミス(1840‐76)が,H.ラッサム(1826‐1910)その他の協力者とともに,数回に及ぶ探検によって,往古のアッシリア図書館の遺跡をしらべた結果,おびただしい数にのぼる粘土板文書が推定され,有名なアッシュールバニパル王のものだけでも,2万部に達するという。現在の書物のページづけに相当する番号が,粘土板の各面にしるされ,共通の見出しがどの陶面にもつけられていた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」