世界大百科事典(旧版)内のラッセル法廷の言及
【ベトナム反戦運動】より
…世界各地で数万,数十万単位の抗議集会がもたれ,またB.ラッセルらの呼びかけによる〈アメリカの戦争犯罪を裁く国際法廷〉(1967年5月,ストックホルムで開催。通称ラッセル法廷)や,たびたびの国際反戦統一行動デー(たとえば1967年10月21日)など,国際的連携による活動も盛んだった。アメリカでは,徴兵拒否の運動,軍隊内での地下反戦運動,ベトナム復員軍人の反戦運動,内部告発(たとえばD.エルズバーグの国防省秘密文書暴露,1971年6月)も活発に行われ,とくに黒人の解放闘争が反戦と結合したことの影響は大きかった(黒人問題)。…
※「ラッセル法廷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」