世界大百科事典(旧版)内のランドスケープタイプの言及
【カメラ】より
…一般に各種のガラスよりなる多数のレンズの組合せで収差を補正しているが,全体としては凸レンズであり実像を結ぶ。 もっとも単純な写真レンズは1枚の平凸レンズの平面側に絞りを置き,この平面側を遠い物体に向けたもので,ランドスケープタイプと呼ばれる。写真術の発明者ニエプスやダゲールが用いたパリのシュバリエ製のレンズもこのタイプであるが,詳しくはフリントガラスとクラウンガラスのはり合せになっており色消しレンズである。…
※「ランドスケープタイプ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」