世界大百科事典(旧版)内のランベス綱領の言及
【アングリカン・チャーチ】より
… アングリカン・チャーチは現在カンタベリー大主教座との交わりのうちにある38の管区と4500万の信徒を擁する。各管区は独自の教会組織,意思決定機関,教会法,祈禱書を有し,他の管区の干渉を受けないが,アングリカン・チャーチ全体の一致は聖書,歴史的信条(ニカエア,使徒),サクラメント,歴史的主教制の順守をうたったランベス綱領(ランベス会議)によって維持されている。英国国教会は伝統的に聖職会議Convocationによって意思決定をしてきたが,現在では他の管区にならって,信徒も加えた総会を聖職会議に代わる意思決定機関としている。…
※「ランベス綱領」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」