世界大百科事典(旧版)内のラーグマーラーの言及
【ラージプート絵画】より
…世俗的にみえる二人の恋も,実は神と人間との恋であり,信仰の極致の象徴である。また二人の恋を現実の男女に置き換えて,恋心を抱く女性の八つの類型を絵画化したものや,音楽の旋律をいくつもに分類して視覚化した楽曲画(ラーグマーラー)もある。表現は一般に観念的で,強く細い輪郭線を重んじ,鮮明な色を濃厚に平塗りし,背景の大地,家屋,樹木を思いきって形式的に描く。…
※「ラーグマーラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」