リボ,T.(読み)りぼ

世界大百科事典(旧版)内のリボ,T.の言及

【写実主義】より

…様式的にはきわめて独自な活動をしたドーミエは個人的にもクールベ,シャンフルーリと親しく,その精神を共有している。ミレーは労働に明け暮れる農村生活の主題で,ボンバンは静物画で,リボThéodule Ribot(1823‐91)やルグロAlphonse Legros(1837‐1911)も日常生活の断片を描くことで写実主義の一翼を担っていると言いうるであろう。ベルギーの彫刻家C.ムーニエ,オランダのマウフェA.MauveやイスラエルスJ.Israelsを中心とした〈ハーグ派〉の画家たち,ドイツのライブル,ウーデ,M.リーバーマンらが,クールベ,ドーミエの同時代および次の世代の写実主義的傾向を示している。…

※「リボ,T.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android