リャンポー(読み)りゃんぽー

世界大百科事典(旧版)内のリャンポーの言及

【嘉靖の大倭寇】より

…16世紀の倭寇の構成員は,日本人は10~20%にすぎず,大部分は中国の浙江・福建地方の密貿易者で,当時東アジアに進出してきたポルトガル人もこれに加わった。密貿易者群の根拠地は,浙江の双嶼(そうしよ)(ポルトガル人はリャンポーといった)と瀝港(列港)(れつこう)であるが,この地が明の官憲の攻撃をうけて掃討されると,密貿易者たちは海寇集団に一転した。首領には王直や徐海らがいた。…

※「リャンポー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android