世界大百科事典(旧版)内のリンパ性斜頸の言及
【斜頸】より
…1~2年の経過で自然に矯正されるものが多いが,一部のものでは手術的治療すなわち筋切り術が必要である。リンパ性斜頸といわれているものは,上気道の感染症の後に斜頸になるものであるが,これは深頸部のリンパ節炎により反射性に生じたもので,疼痛を伴う。また痙性斜頸は,頸部の多数の筋肉の攣縮(れんしゆく)を伴う斜頸で,症状に変動があり,精神的要因の関与が大きいと考えられている。…
※「リンパ性斜頸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」