世界大百科事典(旧版)内のリンパ球混合培養の言及
【臓器移植】より
…ヒトの第6染色体上にHLA抗原の決定因子があり,A,B,C,Dの四つの遺伝子座とDと関係のあるDP,DQ,DRが明らかになっている。HLAのA,B,C,DR型は抗血清で,DP,D型はリンパ球混合培養で型別される。2種類のリンパ球をいっしょに培養するリンパ球混合培養では,抗原の差が大きいほど,互いに刺激し合って大型化し核分裂を生ずるので,これを利用してD型の分類をする。…
※「リンパ球混合培養」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」