世界大百科事典(旧版)内のリン酸トリエステル法の言及
【DNA】より
…任意の塩基配列をもつDNAの人工合成は,ヌクレオチドやそれが少数つながったオリゴヌクレオチドを縮合剤を用いて結合させることにより行われる。このときに,リン酸基をトリエステルにしておくと,縮合の効率がよい(リン酸トリエステル法)。塩基上の反応しやすい基は,あらかじめ修飾して保護しておき,DNA鎖が完成してから保護基を外してもとに戻す。…
※「リン酸トリエステル法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」