リーゼン(読み)りーぜん

世界大百科事典(旧版)内のリーゼンの言及

【ボヘミア盆地】より

…約200km四方に広がる起伏の多い高地で,ラベ(エルベ)川,その支流のブルタバ川,ベロウンカBerounka川などの流域地帯。東部はチェスコ・モラフスカ(ボヘミア・モラビア)高地でチェコ共和国のモラビア地方と分断され,残りの三方はチェスキー・レスČeský lesとシュマバŠumava山脈(〈ボヘミア森Böhmerwald〉と総称される),クルシュネー・ホリKrušné hory(エルツ)山脈,クルコノシェKrkonoše(リーゼン)山脈によって囲まれ,オーストリア,ドイツ,ポーランドとの国境を形成している。気候は大陸性で,中心都市プラハの年平均気温が9.6℃,平均年降水量は332mmとかなり乾燥している。…

【リューベツァール】より

…ボヘミアとシュレジエンとの境にそびえて,エルベ川の源を擁するリーゼン山地Riesengebirgeに住むといい伝えられてきた山の精。一説にはグノーメン(地の精たち。…

※「リーゼン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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