世界大百科事典(旧版)内のリードラグヒンジの言及
【ヘリコプター】より
…ブレードのフラッピング運動は,わずかではあるがブレード質量の回転中心への移動を引き起こすのでコリオリの力が働き,フラップアップやフラップダウンに応じてブレードを翼面内で前後に揺するモーメントが発生する。これを逃がすためにブレード面に垂直につけたヒンジがリードラグヒンジと呼ばれるもので,フラッピング運動と違ってリードラグ運動ではブレード面が減衰にほとんど寄与しないので,共振を避けるためにダンパーを必要とする。 ローターの形式はこれらのヒンジの有無により,大きく三つの形式に分けられる。…
※「リードラグヒンジ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」