リード,W.(読み)りーど

世界大百科事典(旧版)内のリード,W.の言及

【黄熱】より

… この病気は18世紀以降,新大陸では何度も流行し,とくに1793年のフィラデルフィアの大流行は有名で,町の人口の1割が失われたという。その後1900年,アメリカのリードWalter Reed(1851‐1902)により,人体実験によって,カによって伝搬されること,ウイルス病であることが明らかにされた。なお,黄熱病の研究のためにアフリカに赴いた野口英世がこの病気で倒れ,没したことは有名である。…

※「リード,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android