リーバーン,H.(読み)りーばーん

世界大百科事典(旧版)内のリーバーン,H.の言及

【イギリス美術】より

…ブレークと親しかったスイス人J.H.フュッスリも,幻想性豊かな前ロマン主義的作風を確立した。
[風景画の開花]
 18世紀の肖像画の伝統は19世紀に入って,リーバーンHenry Raeburn(1756‐1823),T.ロレンスらに引き継がれたが,絵画におけるロマン主義はJ.M.W.ターナー,J.コンスタブルを中心とする風景画として開花した。18世紀末ごろから盛んに論議された〈ピクチュアレスク〉〈崇高the sublime〉といった美術概念や,詩人ワーズワースに代表される自然をうたったロマン主義文学の興隆も,こうした風景画の誕生とかかわっている。…

※「リーバーン,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android