世界大百科事典(旧版)内のリーマン球面の言及
【一次分数変換】より
…また4点z1,z2,z3,z4の非調和比(z1,z2,z3,z4)=(z1-z3)/(z1-z4):(z2-z3)/(z2-z4)は一次分数変換によって変わらない。複素平面に無限遠点をつけ加えたものはリーマン球面と呼ばれる。【上野 健爾】。…
【関数論】より
…だから,複素平面につけ加えられた無限遠点はNに対応するものと考えられ,その意味では球面そのものと考えられる。このような理由に基づいてをリーマン球面という。 リーマン球面の領域Dで定義された複素数値関数は,次の条件を満たすときDで正則であるという。…
※「リーマン球面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」