リール黒皮症(読み)りーるこくひしょう

世界大百科事典(旧版)内のリール黒皮症の言及

【黒皮症】より

…主として中年期以後の女性の顔面にみられる女子顔面黒皮症melanosis faciei femininaは,第1次大戦直後にオーストリアで多発し,リールG.Riehlによって報告された。日本でも第2次大戦後に多くの症例がみられ,リール黒皮症,戦争黒皮症とも呼ばれる。原因は,粗悪な化粧品に含まれる鉱物性油脂に紫外線の照射が加わって,皮膚の炎症症状をおこし,表皮のメラニン色素が真皮内に落ちて,長くとどまるためと考えられている。…

※「リール黒皮症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む