世界大百科事典(旧版)内のルエルグの言及
【ギュイエンヌ】より
…アンシャン・レジーム下には,両者は,あわせて一つの広大な総督管区gouvernementを構成した。 ギュイエンヌは,ガスコーニュはもとより,その他の隣接する諸州との間にも明確な地理的境界をもたず,また,その内部においても統一性を欠き,ボルドレ(ほぼ今日のジロンド県にあたる),ペリゴール(ドルドーニュ県),アジュネ(ロット・エ・ガロンヌ県),ケルシー(ロットおよびタルン・エ・ガロンヌ県),ルエルグ(アベイロン県)の諸地方が区別される。地形上,それらの地方はジロンド河口の砂地から,ガロンヌ下・中流域の多くの小丘に区切られた沖積平野,ペリゴールからケルシーに広がる石灰岩台地,そしてルエルグでは,マシフ・サントラルを構成する古い結晶岩台地の一部をも含み,ドルドーニュ,ガロンヌ両川とその支流が,ほぼ東西に平行して流れている。…
※「ルエルグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」