ルガル(読み)るがる

世界大百科事典(旧版)内のルガルの言及

【シュメール】より

…なおシュメールの歴史における第3の人種要素として,フルリ人と関係のあるスバル人Subareansの存在を指摘する学者もいる。初期王朝期には王を指す称号ルガルlugal(字義は〈大きい人〉)がI期より(〈ウル古拙文書〉),支配者をさす別の称号としてのエンシensi(語源はなお不確定)がIII期に現れ,社会組織がいっそう凝縮的となるとともに,都市国家間の同盟と戦争が繰り返されることとなった。 考古学的にはこの時期の開始は底平上凸(プラノ・コンベックスplano‐convex)煉瓦の使用によって確証されるが,歴史的にはI期(前2800ころ?~前27世紀)は過渡期で,キシュの覇権とシュメール諸都市の都市同盟の時代であった。…

※「ルガル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む