ルクルス,M.(読み)るくるす

世界大百科事典(旧版)内のルクルス,M.の言及

【トラキア】より

…約20の種族が独立抗争していたが,前6世紀から黒海沿岸にギリシア人が植民市を建設,その後ペルシア,マケドニアの一時的支配がつづき,前2世紀以降ローマの侵略にさらされた。ローマはここを対ミトリダテス戦争の重要拠点とみなして,圧力を強め,その将M.ルクルスは,諸種族の抵抗を排して前72年全土を支配した。しかしトラキア諸族の抵抗はやまず,1世紀にローマは動揺をおさえ,北部をモエシア,中南部をトラキアとして属州に組織した。…

※「ルクルス,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む