世界大百科事典(旧版)内のルサカ宣言の言及
【ザンビア】より
…特に南部アフリカの白人支配に対するアフリカ人解放闘争に対しては,その置かれた地理的環境から積極的に対応した。対南部アフリカ政策の基本は〈破壊よりも交渉を優先させる〉という1969年の〈ルサカ宣言〉にあり,同宣言はOAUでも採択された。そして74年のポルトガルの軍事クーデタに伴うアンゴラ,モザンビーク植民地解放の動きにいち早く対応した南アフリカ共和国のデタント政策には,直ちに〈アフリカ人民が待ち望んでいた理性の声〉として歓迎し,同年結成されたフロント・ライン諸国グループの中では穏健派を代表した。…
※「ルサカ宣言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」