《ルシタニアの怪物の歌》(読み)るしたにあのかいぶつのうた

世界大百科事典(旧版)内の《ルシタニアの怪物の歌》の言及

【ワイス】より

…しかし,しだいに社会との接点を求めるようになり,外向性へと変貌していく。個人主義と全体主義を対置させて第三の立場を求めた《マラ/サド劇Marat/Sade》(1964)の成功が転機となって,個人主義を清算したワイスは,世界を抑圧から解放する闘争に参加することを決意し,形式的にも新しい政治演劇《追究》(1965),《ルシタニアの怪物の歌》(1967),《ベトナム討論》(1968)を発表した。これに続く《亡命のトロツキー》(1970)では教条的左翼と一線を画し,《ヘルダーリン》(1971)によってこの狂気の詩人に新たな評価を与えた。…

※「《ルシタニアの怪物の歌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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