《ルチェライの聖母》(読み)るちぇらいのせいぼ

世界大百科事典(旧版)内の《ルチェライの聖母》の言及

【ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ】より

…S.マルティーニ,ロレンツェッティ兄弟ら14世紀のシエナ派の画家たちや,フィレンツェ派にも影響を及ぼしたシエナ派絵画の確立者。初期の大作《ルチェライの聖母》(1285委嘱)では,ビザンティン様式を基礎としながらも,ジョットほど革新的ではないが聖母子像に新しい生命力と人間性とを吹き込んでいる。また《マエスタ(荘厳の聖母)》(1311)は,板絵画家として,技術面だけではなく,物語描写において,彼が当時最も優れた画家の一人であることを立証している。…

※「《ルチェライの聖母》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む