ルチル型(読み)るちるがた

世界大百科事典(旧版)内のルチル型の言及

【酸化チタン】より

…工業的に大量につくられ,日本における総生産量は10万t以上で,その90%以上が白色顔料のチタン白として使われており,最大の隠ぺい(蔽)力をもつ無機顔料である。硫酸チタン(IV)水溶液あるいは塩化チタン(IV)の加水分解によってつくられ,前者の場合の製品はアナターゼ型,後者はルチル型とよばれる。市販品はアナターゼ型が多い。…

※「ルチル型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む