世界大百科事典(旧版)内のルツィチ,H.の言及
【ユーゴスラビア】より
…15世紀にはペトラルカなどイタリア人作家の影響を受けて,詩歌,戯曲,散文に新しい傾向の作品が生まれた。16世紀に入るとドゥブロブニクを中心にスプリト,サダル,シベニク,フバル島などの海岸都市にルネサンス文学が花開き,マルリッチMarko Marulić(1450-1524),ルツィチHanibal Lucić(1485?-1553),ドルジッチらが輩出した。しかし,ドゥブロブニク文学は17世紀のグンドゥリッチで頂点に達し,その後衰弱した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」