ルナ9号(読み)るなきゅうごう

世界大百科事典(旧版)内のルナ9号の言及

【宇宙開発】より

科学衛星
[月を目ざして]
 科学観測の方法は地球を周回する人工衛星によるもののほか,月や惑星に直接探査機を送り込む方式へと発展した。すでに1959年にソ連のルナ3号は月の裏側の写真を地球に送ってきており,66年にはルナ9号が月面上に軟着陸して初の月の表面の写真を送ってきた。アメリカはアポロ計画の予備観測として,レンジャー,サーベイヤー,ルナオービターの月観測計画を実行した。…

【軟着陸】より

…1975年に打ち上げられたアメリカのバイキング1号と2号は,まず火星の大気で減速し,次にパラシュートを開き,さらに着陸の直前にロケットを逆噴射させて軟着陸している。 月への軟着陸に初めて成功したのはソ連(現ロシア)のルナ9号(1966)で,月面の近接撮影をしている。アメリカも同年にサーベイヤー1号で月に軟着陸し,カラー写真を撮影した。…

※「ルナ9号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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