ルノアール,J.J.É.(読み)るのあーる

世界大百科事典(旧版)内のルノアール,J.J.É.の言及

【ガソリンエンジン】より

…ガソリン機関ともいう。ガソリンを燃料とする火花点火式の内燃機関。ガソリンと空気の混合気をシリンダー内で圧縮し,電気火花で点火燃焼させてピストンに往復運動を行わせる往復動型が主として用いられているが,断面が繭型のハウジングの中をロータリーピストンが遊星運動するロータリーエンジンも実用化されている。このほか,混合気でなく空気のみを吸い込み,ガソリンをシリンダー内に噴射する方式も試みられている。
[発達の歴史]
 ガソリンエンジンの先駆となったのは,燃料としてガスを用いるガス機関であり,1860年ころルノアールJean Joseph Étienne Lenoir(1822‐1900)によってつくられた。…

【内燃機関】より

…熱機関は熱エネルギーを継続的に機械的エネルギーに変える装置であるが,必ずエネルギー変換の媒体として作動流体を必要とする。すなわち作動流体に高温熱源から熱を与え(加熱),その一部を膨張仕事として取り出し,残りの熱を低温熱源に捨てる(冷却)ことにより作動流体を元の状態にもどし(この一連の動作をサイクルという),これを繰り返す。加熱の方法により熱機関は内燃式と外燃式に大別される。内燃式は燃料と空気の混合物よりなる作動流体そのものを着火・燃焼させ,高温高圧の作動ガスを得る方式である。…

※「ルノアール,J.J.É.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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