世界大百科事典(旧版)内のルバナの言及
【インドネシア】より
…詩の朗唱はイスラム社会において,大きな精神的影響,ときには政治的な影響をももつ。楽器には,東南アジアに共通な竹製の打楽器やゴング類のほかは,ルバナ(片面枠型太鼓),スルナイ,ガンブス(ウード)などがあげられる。ルバナとスルナイを核とする合奏によって伴奏される男性の踊りは,闘技から発達したものといわれるが,恍惚状態にいたる激しいもので,民俗芸能の重要なジャンルをなし,スマトラ以外の地域にも多く見られる。…
※「ルバナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」