ルメルト,P.(読み)るめると

世界大百科事典(旧版)内のルメルト,P.の言及

【経営・経営管理】より

…こうして化学,電機,電子,自動車,ゴム,石油といった産業を中心に多角化が1920年代から徐々に,40‐50年代から60年代にかけては活発に行われるようになった。
[チャンドラー,ルメルトの研究]
 A.D.チャンドラーは,このような多角化にとりわけ関心をはらい,戦略的決定の意味を企業の長期的体質にかかわるものとしてとらえ,企業の長期目的の決定,それに対応した代替案の選択,諸資源の割当てに求め,アメリカの巨大企業における多角化戦略の形成と展開過程を歴史的にフォローした。彼は,さらに〈組織構造は経営戦略に従う〉といった著名な命題を提出し,多角化戦略の進展は,それに適合した組織構造として戦略を所与としてなされる装置・販売など業務上の決定権をもった,プロフィット・センターである自律的事業部divisionの採用を促すことを,これまた歴史的に明らかにした。…

※「ルメルト,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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