ルーダンの悪魔憑き(読み)るーだんのあくまつき

世界大百科事典(旧版)内のルーダンの悪魔憑きの言及

【悪魔】より

…このような悪魔司祭のなかでは,1661年にエクスで火刑に処せられた司祭ゴーフリディLouis Gaufridy,1634年に同じく火刑台に登ったイエズス会士グランディエUrbain Grandierなどが知られている。グランディエにまつわる事件(ルーダンの悪魔憑き)は先年カワレロウィッチJerzy Kawalerowicz監督によって映画化された(《尼僧ヨアンナ》1960)。一方,黒ミサは王の身辺にまで及び,ルイ14世の愛妾モンテスパン夫人がパリの魔女ボアザン夫人Mme.Voisinと組んで,恋仇のフォンタンジュMarie‐Angélique Fontanges呪殺のために行った黒ミサは有名である。…

※「ルーダンの悪魔憑き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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