世界大百科事典(旧版)内のルーペルトの言及
【ザルツブルク[州]】より
…アバール人,スラブ人の西進は,この地方を重要な国境地帯に高めた。696年ごろバイエルン大公の要請で,フランク族出身の司教聖ルーペルトRupertが旧ユウァウムの廃墟にザンクト・ペーター修道院を建立。732年に司教座が置かれ,798年バイエルンの首都大司教座に昇格した。…
【ザルツブルク】より
…1世紀初め,今日の旧市街の部分にローマの植民市ユウァウムJuvavumが建設され,属州ノリクムの固めとなる。696年ごろ,聖ルーペルトRupertはユウァウムの廃墟にザンクト・ペーター修道院を,小高い丘に残る砦に,ノンベルク女子修道院を建立。この砦を川の名にちなんでザルツァハブルクSalzachburg,縮めてザルツブルクと呼び,これが集落名として文字史料に登場するのは755年である。…
※「ルーペルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」