世界大百科事典(旧版)内のルーミー廟の言及
【コニヤ】より
…11世紀末以後,ルーム・セルジューク朝の首都となり,12~13世紀前半には,イスラム世界と西方キリスト教世界との交易の拠点として繁栄し,宮殿,モスク,マドラサなどの初期のトルコ・イスラム建築に彩られた。1229年ころ,神秘主義思想家ルーミーがこの地にメウレウィー教団を創設し,教団本部にあるルーミー廟は,多くの巡礼者を集め,彼の命日(12月17日)には記念行事が行われる。13世紀中葉に一時期モンゴル軍の侵入を受け,14世紀以後トルコ系カラマン侯国の支配期をへて,1467年にオスマン帝国に編入された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」