世界大百科事典(旧版)内のレオナールの言及
【スズラン(鈴蘭)】より
…16世紀ころからヨーロッパ各地で盛んに栽培されたが,これは卒中,リウマチ,痛風などに効くという〈黄金水aqua aurea〉の材料となったためである。フランスの伝説では,559年に聖人レオナールLéonard(祝日11月6日,囚人の守護聖人)が森からドラゴンを追い払ったとき流れた血の跡から生じた花という。聖霊降臨祭に供えられるのもこの花で,〈幸福の再来,巧まざる優しさ〉〈純潔〉〈甘美〉などの花言葉がある。…
※「レオナール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」