世界大百科事典(旧版)内のレコード針の言及
【レコード】より
… レコード材料の改良も行われ,硬質ゴムから,SPレコード(standard playing record)によく用いられたシェラック,さらに,1948年ころからは,LPレコード(long playing record)に塩化ビニルが用いられるようになった。とくに塩化ビニルが用いられるようになると,レコード針が盤をこするときに生ずるスクラッチ・ノイズが著しく軽減された。レコード盤を回転させるためのターンテーブルも手まわし式からぜんまい式に,さらにモーターを使った電動式へと進み,最近では安定した回転をさせるため,水晶発振器から得られる安定した基準信号にモーターの回転を同期させる方式も多く見られる。…
※「レコード針」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」