世界大百科事典(旧版)内のレジスタンス映画の言及
【戦争映画】より
…戦場,戦闘を描いた映画,戦争をドラマの背景にして銃後の生活を描いた映画,侵略者に対する抵抗を描いた映画(レジスタンス映画),戦争のつめあとが残っている戦後の社会を描いた映画等々の総称。きわめて多義的なジャンルといえるが,《ナバロンの要塞》(1961),《大脱走》(1963)といった単純なアクション映画の一種としての戦争映画を別にすれば,文化の歴史としての世界映画史を論ずる場合に映画と戦争との深いかかわり,すなわちどんな戦争映画があったか,それらがどんな政治・経済的あるいは社会的背景のもとでつくられ,どんな〈思想〉を主張したかを論ずることは重要な課題の一つになっている。…
※「レジスタンス映画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」