世界大百科事典(旧版)内のレモーハダス様式の言及
【トトナカ文化】より
…トトナカTotonaca文化の最大の中心はエル・タヒンEl Tajin遺跡で,壁龕(へきがん)や幾何学文様の装飾を施した建築様式,唐草文状の文様を特徴とする石彫様式,球技用防具の石製模型である〈ユーゴ・パルマ・儀礼用石斧〉複合,などの美術様式を生み出した。また,レモーハダス様式とよばれる〈笑う人形〉もこの地方の特徴である。エル・タヒンはケツァルコアトル神の別名ナクシトル神信仰の一大中心地でもあり,この信仰の広まりとともに〈タヒネスコ〉様式も各地に足跡を残してゆく。…
※「レモーハダス様式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」