世界大百科事典(旧版)内のレンコラン低地の言及
【アゼルバイジャン】より
…西部,南西部は小カフカス山脈(主峰は3000m級)とカラバフ(カラバグ)高原で,良好な牧地となっている。南東端のタリシ山脈(主峰2500m級)とカスピ海に挟まれたレンコラン低地は,亜熱帯性で年降水量も多く(地域によっては,1400mm以上),動・植物相も豊富である。これらの中央に,合流してカスピ海に流入するクラ,アラス両川流域の低地があり,年降水量400mm以下の乾燥したステップとなっているが,豊富な水量を利用して綿花,果樹が栽培されている。…
※「レンコラン低地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」