世界大百科事典(旧版)内のレーヨン紙の言及
【化学繊維紙】より
…原料繊維にはビニロン,ナイロン,アクリル,レーヨン,ポリプロピレン,アスベスト繊維などを用い,接着剤には水溶性ポリビニルアルコール繊維が多く使用されている。1936年にドイツでレーヨン紙の特許が出され,50年に100%ガラス繊維紙が発表されてから多くの化学繊維紙が出現した。レーヨン紙を除いて原料が石油化学製品ないし鉱物質であるため吸湿性が低く,紙の欠点の一つである湿度による寸法変化や強度低下が少ないことが特徴である。…
※「レーヨン紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」